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法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

自分の子は個別指導塾には通わせない

少子化の中でも、塾は比較的健闘している産業です。少子化になって、かえって子供一人あたりにかけることができるお金が増えたというのもあるのかもしれません。

塾といえば、大別して集団指導型の塾と個別指導型の塾があります。集団指導型の塾をやっているところは、たいてい個別指導型のコースも用意しています。

個別指導型の塾は年々売上を伸ばしている成長産業です。集団指導型と違い大規模な施設がいらないため、比較的参入や撤退がしやすく、比較的儲けやすい商売なのでしょう。

僕は、もし自分に子どもがいたとしたら、個別指導型の塾には絶対に入れないと思います。理由は以下の通り

  1. 講師がしょぼい
  2. コスパが悪い
  3. 授業に緊張感がない
  4. 集団指導についていけないならどうせ無理

1.講師がしょぼい

個別指導型の塾の講師のほとんどは大学生のバイトです。大学生のバイトであるということは彼らの塾講師としてのキャリアはせいぜい数年程度しかないということです。それだけならまだいいかもしれませんが、彼らの劣悪な労働環境は非常に問題があります。現在では個別指導塾の講師はブラックバイトの代名詞的存在なのです。

実は、僕も某中堅塾の個別指導コースのアルバイトをしたことがありましたが、企業のあまりのモラルの低さと待遇の悪さにすぐに辞めてしまいました。

時給の良い仕事ほど楽だし楽しい - 法廷日記

劣悪な待遇のため高学歴で優秀な大学生バイトはほとんど集まりません。塾側も大学生で子供とコミュニケーションが取れれば誰でもいいという感じで、格別学歴なども気にしていないようでした。個別指導塾の講師を続けられるなんてよっぽどマゾか子供好きなんじゃないかと思ってしまいます。

他方で、集団指導型の講師の方はある程度講師間の競争が激しいので、それなりに良い講師がそろっています。講師で選ぶなら断然集団指導型に分があります。

2.コスパが悪い

個別指導型のコースは、2科目程度であれば集団指導型よりも月額授業料は安くすむこともありますが、全科目の指導をきちんと受けようと思うとかなりの金額になってしまいます。

個別指導型のコースでは1人の講師に数人の生徒(学年や科目も異なる)がついて、他の生徒に問題を解かせている間に1人に答え合わせや解説をするのが典型的授業風景です。そのため、実際に講師から指導を受けられる時間は授業時間の数分の1しかありません。

はっきしいって個別指導型のコースはコスパが悪すぎます。

3.授業に緊張感がない

人間、恥をかいたことってのはなかなか忘れられません。無駄に敵を作らずに生きていく上で重要なことは相手のメンツをつぶさないことです。

もっとも、恥をかくということは勉強においては有効に働く感情でもあります。僕はいまだに授業中にあてられて答えることができず悔しい思いをした問題を鮮明に覚えています。それくらい恥をかくということは記憶に残りやすいものです。また、恥をかきたいという子どもは少ないので、積極的に予習をする動機付けにもなります。これは、他の生徒の目にさらされる集団指導型でしか効果を発揮しません。

個別指導型だと、生徒が対面するのは学生バイトの講師だけですので、間違えたところで特に恥をかくわけではありません。生徒が気にするのは学生講師の目ではなく、知り合いである同級生の目や親の目です。そのため、どうしても個別指導型の塾では授業に緊張感がありません。

4.集団指導についていけないならどうせ無理

個別指導塾のもともとの存在意義っていうのは、集団指導塾の最低レベルのコースにすらついていけない生徒を拾うというものがあります。実際、個別指導塾の生徒のレベルは集団指導塾の平均より低いです。

でも、集団指導コースの最低レベルのコースについていけない子どもを個別指導に変えたところで、せいぜい普通レベルにもっていくのが限界です。まれにすごく伸びる生徒もいるでしょうが、そういう子は集団指導コースにおいておいても勝手に伸びた子でしょう。

集団指導についていけないからという消極的理由で個別指導塾に通わせてもたいして伸びはしないと思います。

以上より、僕は自分の子には個別指導塾には通わせないと思います。