法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

組体操問題は運動会を止めれば解決するよ

一部の小学校の運動会の恒例行事に組体操という種目がある。よく思い浮かべるのはピラミッドを作る奴だ。

この組体操であるが、とある小学校6年生の児童が組体操への参加を拒否していることがツイッターで話題になっている。教師たちはもちろん児童が参加するよう説得活動をしているようだ。

【9/17更新】小6「組体操やめたい」 学校の対応は・・・? - Togetterまとめ

組体操の危険性はかねてから指摘されており、中には後遺症が残る事故や死亡事故も発生していた。最近では大阪市の教育委員会が組体操の高さ制限をすること決定した。

教育委員会の決定については「余計なお世話」との反論もあるが、組体操の危険性を考慮すれば当然の決定だろう。

長谷川豊、大阪市教委の組体操段数制限を批判「余計なお世話」 : J-CASTテレビウォッチ

これだけ危険性が指摘されており、現に事故も多数起きている組体操を学校が強行してしまうのは教師の自己満足でしかないだろう。自分の笛一つで、子どもたちが統率された一連の動きをすることが与える快感はかなりのもので、教師たちはその快感を手放したくないのだと思われる。

ところで、この組体操問題だが、あっさりと解決する方法がある。それは運動会自体を止めることだ。

そもそも運動会などというものは軍事訓練の一種であり、徴兵制のなくなった現代日本においては不要な行事である。障害物競争、軍隊マーチ、紅白別れての対抗戦、騎馬戦などはたから見たら軍事訓練的色彩の強いことがいまだに行われているのも異様である。

他方で運動会を止めるメリットは計り知れない

  • 練習の笛や大音量BGMなどのご近所騒音問題の解消
  • 教師の負担がかなり軽減される
  • 児童の学習時間が増加する
  • 保護者が運動会にあわせて仕事を休まなくてよくなる
  • 運動会会場でのトラブルの解消(保護者同士のいざこざ、交通渋滞、盗撮等)

さあ学校は草々に運動会を止めてしまおう。