法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

パスワードを現在の目標にするのは効果的

最近パスワードの流出対策だなんだで各種ウェブサービスの認証が厳しくなっている。ウェブサービスによっては3か月おきぐらいにパスワード変更画面を変更するまで出し続けるうざったいものまである。

しかし、パスワードを頻繁に変更していたらパスワード忘れが頻発してしまいそうだ。そこで、パスワードを現在の自分の目標にするという方法はどうだろうか。この方式は、最近話題の東大首席弁護士の山口真由先生が著書で提唱していたものである。

パスワードを自分の目標にすることで、忘れにくいのと同時に、常に自分の目標を意識させられるという効果を得ることができるそうだ。

この方法、実は神田昌典氏が著書「非常識な成功法則」で紹介した「目標は紙に書くと実現する」という成功法則の応用だったりする。

この「目標は紙に書くと実現する」の構造はこうだ。脳というのは無意識のうちに潜在意識にインプットされた目標の実現に必要な情報を集めてくれる。そのため、紙に目標を書いて潜在意識に目標を植え付けることで、脳が勝手に目標実現のための計算をしてくれるという理屈だ。紙に書いた目標は常に目に入るようなとこに置き、潜在意識に強くしみこませるのがよいとされる。これが科学的に正しいかどうかはおいといて、実際にこれで成功したことがあるという声は多い。

さて、山口真由氏の提唱するパスワードを現在の目標にするという方式に戻ってみると、これも潜在意識に目標を染み込ませるという効果を持っている。特にパスワードなんかはしょっちゅう入力するものなので、紙に書く方法よりもより脳に目標が刻み込まれるのではないだろうか。仮に、「目標は紙に書くと実現する」理論が正しかったとしたら、山口氏の方式はさらに理にかなったものになるだろう。

パスワードを何にするか悩んでいる人はこの方法を一度試してみてはいかがだろうか。