世間を騒がせた北海道置き去り事件は、児童の発見により無事解決された。
この騒動をめぐっては、ネットを中心にさまざまな憶測が飛び交い、中には児童の家族の名誉を著しく毀損するようなものも散見された。全く事実無根の誹謗中傷がネットを飛び交い、その痕跡は簡単には消えない。
のど元過ぎれば熱さを忘れるということで、世間は既に画伯事件を忘れてしまっている。
画伯事件のときはみのもんたや星野奈津子が不用意な発言をし、謝罪や謹慎をするハメになった。
今回の置き去り事件では、尾木ママがブログ上で、「置き去りそのものが 真実なのか 失礼ながら 疑いたくなってしまいます…」との不用意なコメントをし、非難を浴びている。
どうもおかしい!?自衛隊の一メートル間隔のローラー作戦でも見つからない!?|尾木直樹(尾木ママ)オフィシャルブログ「オギ♡ブロ」Powered by Ameba
ショッキングな事件を受けて、自分の見解を語りたいという欲求は人間が当然に持つものであろう。しかし、クローズドの場での世間話とオープンな場でのコメントはしっかり峻別しなければならない。
詳細が不明な状態でのオープンの発言は基本的には控え、自己顕示欲はクローズドの場か、詳細が明らかになった後に発散すればよい。詳細が明らかになったときに事実に沿った見解をあたかも自分は最初から分かっていたという形で示せばよいのである。これは○○アナリストと呼ばれる人たちがいつもやっていることだ。
沈黙は金である。