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法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

「○○以外の回答でお願いします」はその○○が最適解

相談コーナーなどで、相談者が相談の最後に「○○の回答以外でお願いします。」という条件を付けることがありますね。僕が購読しているホリエモンのメルマガのQ&Aコーナーでもこのような相談はよくみかけます。

こういった相談者はなぜ「○○以外で!」という条件を付けてくるのでしょうか。それは、相談者自身も直面している問題の解決策を合理的に考えたら、その「○○」という解になってしまうからですね。でも、本人はその「○○」という案を受け入れることができません。当然、他人に相談したら「○○」という回答が返ってくるから、「○○以外で」という条件をつけるのです。

こういった人たちは法律相談にもしばしば訪れます。こういう人たちは、自分に耳障りのいい回答を求めてくるのですが、相談を受ける側としては適当なことはいえないので、残念ながら彼らが求める回答をしてあげることができません。かといって「あんた、さっさと現実をみつめなさいよ。」と言うと角が立つしクレームなどの攻撃の的にされてしまいます。そこで、こういった類の人たちがきたら、「私じゃいい案が思いつかないけど、別のとこならもしかしたらあなたが望む解決策が出るかもしれませんね。」などとお茶をにごして別のところに行くように促します。いわゆるたらい回しというやつですね。自治体の法律相談などではこういったたらい回しにあっている人をよく見かけます。

相談を受ける側としても、相談者が現実を見つめた上で解決を求めるなら手伝えるのですが、いつまでも夢を見ているようでは関われません。現実を見れない人に関わると、彼らの思い通りにならないときにほぼ確実に近くにいる自分が攻撃の的になるからです。そのため、現実をみつめられない人は、いつまでもたらい回しをされて、問題に対する対処が遅れてしまいます。あるいは、専門的知識を有さない無能な専門家につかまってしまったり、そういった人を食い物にしようという悪い人たちの食い物になってしまいます。

現実を受け入れるというのは、難しいですが大事なことですね。