法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

PMSは離婚理由になるのか

生理前にイライラする女性は一定割合でいます。

これはPMS(月経前症候群)というれっきとした症状です。いまいち原因はわかっていないようですが、生理前2週間前くらいから発症し、生理開始とともに症状が治まります。症状の代表格がイライラです。

いまやセクハラですが、職場でイライラしている女性がいると「生理前か?」と揶揄されることがあるように、PMSは名称はともかく症状については一般に知れ渡っています。

症状がひどい女性は攻撃的になり、しばしば怒りのターゲットになるのが共同生活をおくっている夫です。言葉の暴力、肉体的な暴力が加えられることもあります。いわゆるDVですね。

程度の悪いDVは離婚事由になりますが、女性によるDVは、PMSの症状であるということで免責されるのでしょうか。

結論からいうとPMSによる免責は難しいです。

PMSの症状がある全ての女性がDVをするわけではありません。PMSの症状は個人差が大きいのが実情です。

そのため、個々のDVについて女性側がそれはPMSの症状によって引き起こされた不可抗力のものであるということを立証しなければなりません。これは事実上不可能でしょう。そうなると判決の材料にはDVの結果しか残りません。

また、PMSによってDVが引き起こされたことが立証できたとしても、今度は精神病にかかっているとしてそれ自体が離婚原因になってしまうおそれもあります。

PMSをDVの免罪符にすることは離婚との関係では難しいのが現状でしょう。

 

レンタカーで交通事故を起こした場合の対応

起こしてしまったらただでさえあせってしまう交通事故。ましてや借り物のレンタカーに乗っているときに起こしてしまったらよりあせることでしょう。そこでレンタカーで事故を起こした場合の対応をまとめておきましょう。

  1. まずは何よりも負傷者救護
  2. 警察に連絡
  3. レンタカー屋に連絡
  4. 写真撮影

1.まずは何よりも負傷者救護

人身事故を起こした場合の最優先事項は負傷者の救護です。これは道路交通法上の義務です。車を安全な場所に停めて、負傷者の救護を行いましょう。

2.警察に連絡

事故が起きたら警察に連絡します。とりあえず110番に電話です。「事件ですか、事故ですか」と聞かれるので「事故ですと答え、状況と場所を冷静に伝えましょう。」

物損だけの場合でも警察には必ず連絡をしましょう。物損の場合でも事故を届け出るのは道路交通法上の義務であり、警察への届出を欠いた場合レンタカーの保険が使えなくなる可能性もあります。

警察がきたら、免許証、車検証、自賠責保険証明証の提示を求められます。レンタカーの場合、車検証や保険証は助手席のダッシュボードに入ってることが多いでしょう。

3.レンタカー屋に連絡

警察の現場検証が終わったらレンタカー屋に連絡をしましょう。24時間営業のサポートダイヤルが設けられているはずなので、そちらに連絡して今後の対応を問い合わせましょう。レンタカー屋への連絡を欠かすと保険がきかなくなる可能性があるので、どんな些細な事故でもレンタカー屋への連絡は忘れてはいけません。

4.写真撮影

余裕があれば現場や破損状況を保存するために現場の状況を写真撮影しておきましょう。

レンタカーの場合、保険の等級等を気にする必要はありません。些細な事故でも隠ぺいせずに必ず警察、レンタカー屋に連絡をしましょう。

 

「時間がない」「忙しい」が口癖の人が読むべき本、「自分の時間を取り戻そう」(ちきりん著)

人気ブロガーちきりんさんの新刊が出ました。タイトルは「自分の時間を取り戻そう」。「自分のアタマで考えよう」「マーケット感覚を身につけよう」に続くシリーズ三冊目です。このシリーズは小手先のテクニックではなく「今後の社会を生きていくために、そして人生を楽しむために、私たち全員が身につけるべき根幹の能力とはなになのか」という一貫したテーマで書かれています。

シリーズ三冊目となる本書ではこのテーマについて、個々人が直面する超多忙な生活からの脱出方法について考える視点と、今の社会で急速に進みつつある変化の本質に焦点を当てた視点の2つの異なる視点からアプローチがなされています。

このアプローチから浮かび上がる共通の答えが「生産性を上げること」です。

現在、生産性が高いものが生き残り、生産性が低いものが淘汰される高生産性シフトの時代が訪れつつあります。その中で多忙な生活から脱出し、自分の時間を取り戻すための最良の方法が生産性を上げることというのがちきりんさんの主張です。

本書では生産性を上げる必要性と生産性を上げるための方法論がちきりんさんらしい論旨明快な文章で語られています。「時間がない」、「忙しい」が口癖の人にぜひお勧めです。