法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

ホリエモンの多動力がkindle読み放題対象に!(2018.7.3現在)

ホリエモンのベストセラー「多動力」がkindle unlimitedの読み放題対象となっています(2018.7.3現在)

ホリエモンのベストセラーの中でも特に人気があるのが本書「多動力」、今でも結構読まれています。僕は紙版を発売日頃に買いました。今回読み直して気づいたのですが、編集者は最近何かと話題の箕輪厚介さんです。

本書でいう多動力とは「いくつもの異なることを同時にこなす力」と定義されています。

インターネットがあらゆる産業のタテの壁を壊した現代では、価値あるものを生み出すためには多動力が必要であるというのが本書の主張です。

本書の目次構成はこうです。

第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった

第2章 バカ真面目の洗脳を解け

第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ

第4章 「自分の時間」を取り戻そう

第5章 自分の分身に働かせる裏技

第6章 世界最速仕事術

第7章 最強メンタルの育て方

第8章 人生に目的なんていらない

本書の特徴は、各トピック毎に「JUST DO IT!」として、やるべきことのチェックリストが設けられていることです。

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ホリエモンの著書のテーマはどの本も大抵「行動に移せ」というものですが、「じゃあ多動力を身に付けるために具体的にどう行動をおこせばいいの?」という人も多いと思います。

そのための第1歩についてまで具体的に書かれているのが、他のホリエモンの著書と本書が大きく異なる点でしょう。

今ならkindle unlimitedで読み放題対象

多動力は、kindle unlimitedの会員なら現在(2018.7.3)読み放題対象となっています。 

kindle unlimitedの読み放題対象書籍は予告なく変わるので注意してください。

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ブレーキの外し方教本、堀江貴文著「すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~」

堀江貴文著「すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~」(光文社新書)を読みました。

個人的に光文社新書は外れが少ない新書だと思っています。本書も例外にあたらず面白く読めました。

堀江さんがいうには、何かしたいけど今はできない人たち2パターンいて、ひとつは「ほんとうは何もやりたくない人」、もう一つは「「やりたい」と思いながら、それでもなかなか行動に移せない人」です。

本書は、後者の行動になかなか移せない人たちを対象に書かれています。

堀江さんといえば、メルマガのQ&Aでは「~~してみようと思いますがどうでしょう?」という質問に対しては、よく「とりあえずやってみたら」「やればいいじゃん」と一見身も蓋もないような回答していることが有名です。

堀江さんからしてみれば、やりたいことがあるのにやらない人をみると、なぜやらないのか不思議でしょうがないそうです。

で、その分析の結果、原因は「学校の教育」にあるというのが堀江さんの自論です。

日本の学校教育は貯金型の我慢を強いる教育であり、学校教育の洗脳を解き、投資型の学びに転換することが必要とのこと。その洗脳を解くための1冊が本書です。

本書を読んで新鮮に感じたのは、

  • 堀江さんがマイルドヤンキーに否定的でないこと
  • レア人材になるためのタグを得るのに1万時間の法則にしたがう必要はないこと

等でした。

後書きにもあるとおり堀江さんの本を既に何冊も読んでる人にもなにがしか新鮮なトピックがあると思います。

結果本書は、これまでの僕の著書とはずいぶん趣の違う内容になった。僕の本を読むのが初めてだという方だけでなく、すでに何冊も手にとってくださっている方にも、新鮮な気持ちで読んでいただけたのではないかと思う。

引用:すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

 

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2ちゃんねる訴訟、ひろゆき氏が勝訴!約1憶2000万円の支払命令

2ちゃんねるの乗っ取り事件で西村博之氏とNTテクノロジー社(ジム・ワトキンス氏)が争っていた訴訟で、西村博之氏が勝訴したことをツイッターで発表しました。

 判決の一部が2ちゃんねるにアップされています。

2ちゃんねる乗っ取り事件・東京地裁 勝訴判決 2018/06/22

2ちゃんねるについては、2ch.netのサーバーを管理していたジム氏が創設者のひろゆき氏から乗っ取ったことが話題になっていました。

その後、2017年、ジム氏サイドは2ちゃんねるから5ちゃんねるに名称を変更。2ch.netの2ちゃんねるは閉鎖となります。

今回の訴訟は、公開されている判決文によるとひろゆき氏が前払いしたサーバー管理委託料の返還を求めるもののようで、総額112万8000ドルの支払いを命じる判決となっています。

さて、ひろゆき氏の勝利はめでたいのですが、問題は海外法人のNT社に対してきちんと執行ができるかですね。

あくまで今回は日本での裁判なので、海外で判決を執行(海外の預金の差し押さえ等)をするには、日本での判決を現地の裁判所等で承認してもらう必要があります。国際紛争はここがネックになることが多いです。

もっとも、ひろゆき氏の狙いとしては単純な金銭返還だけでなく、2ちゃんねるの運営権の正当性の証明でもありそうです。今回の勝訴は2ちゃんねるにかかわる権利闘争についてひろゆき氏サイドの好材料となりそうです。