アイドルグルームNGT(新潟)48の山口真帆(21歳)が、猥褻行為を行いながらインターネット生配信をしていたとの疑惑騒動で所属団体が釈明のコメントを発表した。
問題の動画は、山口氏がベッドに寝ころびながら自撮りをしているもので、同氏が「ハレンチハレンチ~」と訳のわからない文言を繰り返し発しているものである。山口氏がハレンチ~とつぶやいている間、動画は手ぶれしており、謎のパンパン音やハァハァという息遣いが聞こえるとのことである。そのため、ネット上では、山口氏が行為に及びながら生配信をしているのではないかという憶測が飛び交っていた。
この疑惑に対して、所属団体は次のように釈明をした。
NGT48メンバー山口真帆が配信したSHOWROOMの映像をもとに、音声などに悪質な編集がされた動画がネット上にて拡散されていることに関しまして、ご心配の声をいただいております。
ネット上に書かれているような事実は一切ありませんが、ベッドに寝転がった状態で配信したことや、誤解を生むようなコメントをしたことが、結果として悪質な編集をされる要因になってしまったことは否定できません。その点に関しては、本人も深く反省しています。
悪質な動画に関しては、現在、削除依頼をするなどの対応を進めています。
所属団体の釈明によると、出回っている問題の動画は音声などに悪質な編集がなされているなどとのことだ。しかし、音声のどの部分に悪質な編集がされたかは定かになっていない。
他方で疑惑の当事者の山口氏は足をバタバタさせていただけだと釈明しているようである。
この両者の釈明を聞く限り、所属団体は音声につき編集であると主張し、山口氏は音声は足のバタバタ音であるという異なる釈明をしている。すなわち、所属団体は音声自体の存在を否認するような主張であり、山口氏は音声自体の存在は争わず、足のバタバタ音であると主張しているのである。
このような食い違いはいささか不可解に感じる。所属団体と山口氏のコミュニケーションがうまくいっていないのであろうか。もっとも、所属団体としても音声の編集部分は明らかにせず、なんとでも逃げれるような釈明をしている。おそらく悪質な音声というのは、出回っている動画のうち一部の音量アップ版なるものを指しているのであろう。そのあたりを不透明にすることで煙にまく釈明である。悪質だと断言するのであれば、どの部分が編集されたものなのか明らかにすべきである。なんとも中途半端な釈明で、これなら釈明しない方がよかった。
とはいえ、ネット民の憶測は現実的でなく、そんな行為をしながら生配信をすることは考えにくい。実態としては山口氏が過激っぽく見せることでアクセスを集めようと調子に乗ってしまったというところだろう。