法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

わずか3日でサービス終了発表のニコキャス、これも戦略か

ドワンゴが今年の目玉サービスとして先日サービス開始したニコキャスですが、早くもサービス終了とのことです。セミの成虫の寿命なみの終了速度に多くのニコニコユーザーが終了のお知らせを釣りと疑いました。

お知らせ | nicocas(ニコキャス)

ニコキャスはサービス開始以来、「アンドロイド用のアプリがない」、「パソコンからはコメントを打てない」などの仕様にユーザーの不満が続出しており、ツイキャスの劣化版などと揶揄されることもありました。

一方でサービス開始前には、川上量生会長が「ニコニコ生放送以来の大型サービス」と豪語し、サービス開始前に試作品をみたと思われるホリエモンも絶賛。そのわりには、ひっそりとサービスを開始していたなあという感じでしたが、早速の終了です。サービス開始時より終了時の方が話題になっているのではないでしょうか。

サービス終了の告知ページには「出直してまいりますので、次回のリリースをお楽しみにお待ちください」とあるので、さらなる改良をしてサービスを開始するのでしょう。事前の関係者の声に比べると、はるかに出来が悪かったと言わざるをえない今回のニコキャスのリリース。関係者もリリース前にユーザーの反応は十分予想できたはずでしょう。

ところで、ニコキャスを推していたホリエモンからはこんなツイートも。

これによると12日時点でのサービスはまだあくまでチラ見せ状態だけのものの様子。ホリエモンは、その先にあるものを既にみていて、それを絶賛していたのでしょうか。

少なくとも今回のスピード終了劇でニコキャスが話題になったことは間違いないので、話題集め目当てのチラ見せだったのかもしれません。いずれにせよ次回がドワンゴの本気のサービスリリースになると思うので、それに注目ですね。

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