法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

自分が話しているところをビデオで撮って検証するのは効果的

録音した自分の声を聴くのが好きな人はあまりいないだろう。自分が思っていたよりも高く感じたり、より率直にいえばキモく感じることが多いはずである。多くの人が録音された自分の声がキモいと感じてしまうのはグーグル先生の予測変換からも明らかだ。

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録音した声と普段自分が認識した声、どちらが他人に聞こえる声に近いかといえば、もちろん録音した声である。このことは、他人の声を録音して再生してみればよくわかるだろう。

録音した自分の声を聴いていみると、思ったよりも声量が小さかったり何を言っているのか聴き取りづらいかがよくわかる。ビジネスをする上で、声というのは非常に重要である。その人のしゃべり方からその人の印象が決まってしまい、信用できるかどうか決めつけてしまったことがある人もいるだろう。頼りないしゃべり方しかできない人は、本人の能力以上に損をしているはずである。そのため、自分の話し方を改善したいというニーズは結構あると思われる。ボイストレーニングが一部のビジネスマンの間で流行っているのもそのためだろう。

次に、より重要なことして自分の身振りがある。人は視覚的な生き物なので、情報の多くを視覚から得る。そのため、身振りというのは声以上に重要である。これも、自分が会話しているところを撮影してみると多くのことに気づかされるはずだ。

意味もなくニヤニヤしている、眉がつりあがっている、目に力が入り過ぎ、などビデオをみると目をそむけたくなる真実に気づかされるだろう。

しかし、進歩というのは、現状の事実を正確に把握することがスタート地点となる。まずは自分の話しているところをビデオ撮影し、それを再生するという苦行を経て改善点を把握してみてはどうだろうか。それだけで、話し方に関しては人よりはるかに上に行くことができるだろう。