法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

アイスバケツチャレンジと盛り上がれない個人的な性格

アイスバケツチャレンジという事前運動が流行っている。アイスバケツチャレンジとは、バケツに入った氷水をかぶって、次にチャレンジをするよう他人を指名するものだ。指名された人は、氷水を被るかALSという病気の協会に100ドル寄付するか、あるいは両方行うかを24時間以内に決めなければならない。

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既にフェイスブックのザッカーバーグやマイクロソフトのビルゲイツなどの海外セレブがチャレンジに参加しており、日本では孫正義社長などが参加している。

このチャリティー的性格をもつアイスバケツチャレンジには賛同の声が多いが、他方で反対意見もあるようだ。

僕は、他人がやる分には勝手にやればいいと思っているが、仮に自分が指名された場合は参加を拒否すると思う(有名人でない僕が指名されるなんてことは絶対にないが)。

なぜ僕が参加を拒否するのかといったら、それは生まれもった性格のせいだと思う。その性格とは、盛り上がることが苦手という性格だ。

僕は、学生時代から文化祭などといったお祭りがほんとに苦手であった。みなさんのクラスメイトにも文化祭の準備などでノリがよくない奴らがクラスの10%ほどいたと思うが、僕はその10%の一員であった。大学のころも何かの手違いで文化祭の委員みたいなのになってしまったが、そのノリについていけず初日でばっくれてしまった。

社会人になった今でも盛り上がれない性格なのは変わっておらず、盛り上げ気分を要求される結婚披露宴や打ち上げパーティーなどは苦手である。社会経験を経た結果、さすがにある程度の適応はできるようになり、盛り上がってるふりをすることはできるようになった。しかし、そのようなお祭りがあった日の夜は、心のモヤモヤがおさまらず夜眠れなくなってしまう。そのため、結婚披露宴などの欠席ができないもの以外のパーティーなどは必要最低限しか参加していない。

誤解されたくないのは、僕は祝い事などを祝いたくないわけではない。単に感情を前面に出したり、感情面にたくさんの刺激を受ける盛り上がりが苦手なのである。

こういう盛り上がるのが苦手な性格の人は人口の10%ほどはいるのではないかと思う。自分がそうだから分かるが、このような性格は本能のようなもので簡単に克服できるものでない。

アイスバケツチャレンジに反対している人も、なんだかんだ理由はつけているのだろうが、僕のように単に盛り上がるのが苦手な性格なだけの人も多いのではないだろうか。アイスバケツチャレンジは被指名者に対して、24時間以内に3択を強制する内容となっている。このような盛り上がりを強制するような圧力に対し、盛り上がれない性格の人は本能的な危機感を感じるのだろう。