法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

低所得世帯ほど金持ちの住む地域に住んだ方がいい

どこの市町村にも金持ちの地域と貧乏人の住む地域というものがあると思う。通勤や物価、家賃などで所得に応じて住みやすいところが違うのだろう。

でも、子供の将来のためには、僕は貧乏人世帯ほど金持ちが多く住む地域に住むことを推奨する。

犯罪者の出身中学は偏っている

おそらく統計では数字が出ていないと思うが、犯罪者の出身中学校というものは多いに偏っている。これは刑事司法に携わったことがある者や、低所得地域の公立中学出身でそこそこ成功できた者なら体感的に感じているはずである。

個人の人格形成の上で中学校の時期というものは極めて重要だと思うが、ガラの悪い地域の公立中学校に通うことになった場合、どうしても周りの影響を受けてしまう。そのため、ガラの悪い地域の公立中学校に子供を通わせることは極力避けた方がいい。

荒れた中学では健全な精神は育たない

荒れた中学に入れた方がたくましくなると勘違いしている親もいるかもしれないが、はっきしいって荒れた中学で健全な精神が育つことは稀である。荒れた社会では、常識的な考えをもった人間はつぶされるか、そこで生き残っていくために多少性格を悪くせざるを得ないのが現実だ。環境の影響というものは極めて大きいことはみなさんも過去を振り返れば実感できるはずだ。

もし自分の子供がおバカ中学で抜きんでて勉強ができる稀有な存在になれたとしても、同級生、教師からのあらゆる足のひっぱりを覚悟しなければならない。また、競争相手もいないので、井の中の蛙になってしまうことも多いだろう。

貧乏人の子は公立中学に行かざるをえない

医者などの所得の高い層は、ガラの悪い地域に住んでいたとしても、子供を私立中学に通わせることができる。しかし、私立中学受験をさせられるほど余裕がない世帯では、子供は地元の中学に通わざるを得ない。

金持ちが多く住む地域では、公立中学でもそんなに荒れていないことが多いから、私立中学に進学させてあげられなくてもそれほど大きな問題はなくなる。

貧乏人が、いつまでも貧乏人の群れにとどまっていては子供の世代になってもそこから抜け出せない。多少無理をしてでも、住む地域を変えるべきである。多少生活費が上がったとしても、家を買うのをあきらめればどうってことない。