映画「英国王のスピーチ」を視ました。
『英国王のスピーチ』(えいこくおうのスピーチ、原題:The King's Speech)は、2010年のイギリスの歴史ドラマ映画。 吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世(コリン・ファース)とその治療にあたった植民地出身の平民である言語療法士(ジェフリー・ラッシュ)の友情を史実を基に描いた作品。 第83回アカデミー賞では作品賞など4部門を受賞した。
実話をもとにした作品です。なかなか楽しめました。
ジョージ6世の吃音症というのが一つのテーマなのですが、僕は吃音症の人が身近にいなかったので、なかなか新鮮な世界でした。言語聴覚士という存在も初めて知りました。
国内でも免許制の資格があって、言語聴覚士とは、「音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者」をいいます(言語聴覚士法2条)。有資格者は2万人強ほどいるらしいですが、増加数をみる限り今後資格保有者は弁護士並に増えていきそうな感じです。
1900年代前半の時期の国王と植民地出身者の特殊な人間関係が特徴的です。王族に向かって堂々とした主人公ライオネルの振る舞いもみものです。専門家の振る舞いとして参考になります。