法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

メディアや野党が黙れば森友文書改ざんはもっと盛り上がる

財務省による文書改ざん問題、公文書が改ざんされるという日本国政府の信用性に関わる大問題であるが、佐川国税庁長官が辞任しただけでいまいち盛り上がりにかける。

ネットの論調もどこか大人しく、むしろ政権擁護的な意見も多い。なかにはリーク元や新聞社、野党を批判する声もある。

どうしてこうなってしまうのかを考えると、政権に批判的なメディアや野党に原因があるとしか思えない。

財務省やその責任者である財務大臣の責任を追及すべきことが明確な本件で、むしろ政権擁護的な声が出てしまうのは、この問題を追及するよりもメディアや野党が勢いづく人がいやである人が圧倒的に多いからである。

旧民主党系野党に政権担当能力がないことは既に前の政権交代のときに証明されてしまっている。財務省の今回の問題よりも、安倍政権が弱体化し、旧民主党系野党が政権を取ってしまうおそれをおそれているのである。

またこれまでの偏向報道などで、大手メディアに嫌気をさしている人たちが、今回の問題でメディアが調子に乗るのが気に入らないという感情があるのだろう。

しかし、公文書の改ざんが問題であるということは、大方の共通の理解である。これは政権擁護的な人でも根底は同じだろう。ポイントはメディアや野党が盛り上がるのがいやであるということである。

であれば、メディアや野党が黙るか、むしろ隠そうとするくらいの勢いであれば、もっと森友文書改ざん問題は盛り上がるだろう。なので、メディアや野党はいったんおとなしくしていたらどうだろうか。

弁護士 転ばぬ先の経営失敗談(感想)

「弁護士 転ばぬ先の経営失敗談」(第一法規)を読みました。弁護士が独立する際や法律事務所の経営において注意するべき点がまとめられている本です。紙版はプレミアがついて高くなっているので、kindle版を購入。

内容的には、「弁護士 独立・経営の不安解消Q&A」に比べると正直いまいち。書いてあることも僕の目からみると一般論の域を出ておらず、「まあ、そうだよね。」というもので「なるほど!気を付けよう!」と感心したものはとくにありませんでした。これから独立する弁護士というよりは、新人弁護士が読むべき内容かな。新人弁護士にはおすすめですね。

「こんな感じで独立したら、さっぱり儲からずつぶれちゃいました!(テヘペロ)」「パートナー弁護士と○○で揉めて分裂、その後裁判沙汰!」みたいな生々しい失敗談を期待していましたが、まあそんなのは書けませんよね。分裂話を読みたい人は東京高裁平成15年11月16日(及びその原審)を読むのがいいですね。あとは某4大事務所のホームページに掲載されている謎の連載とかですかね。

こちらの本には申し訳ないですが、これから独立しようとする弁護士が読むなら上記Q&Aの方がお勧めです。

例えば共同経営の注意点等もQ&Aの方がかなり詳細にかかれています。さらにガチな感じの本としては近藤先生の「法律事務所をつくる!」はかなり参考になりますね。

法律事務所をつくる!スピリット&マネジメント篇 いま、なぜ共同事務所なのか

異業種交流会は時間の無駄、金持ちのいる場に行くのが最大の近道

新年度の始まるこの時期、異業種交流会の案内も増えてくるころです。

異業種交流会ってのは、僕もかつて付き合いで行ったことはありますが、全く時間とお金の無駄だと思います。

異業種交流会に参加する人たちは、これからお金を稼ぎたい、そのために仕事が欲しいという人たちです。今現在、お金を稼いでいて、仕事にあふれている人はそんなとこには行きません。

そんなところで人脈を築いていっても、自分が与えていただけることはまずありませんし、逆に自分が与えることも難しいです。

人の稼ぎなどは、大抵その人が付き合う人たちの平均値のところに落ち着いてきます。個人の努力だけではそういった全体の波にあがなうのは難しいです。

であれば自分の地位がまだ低いうちには、自分よりレベルの高い人達と付き合うことが戦略として正しいことになります。異業種交流会ではそれは不可能です。

では、どういうところに行けばレベルの高い人たちと付き合えるのでしょうか。それは、自分がターゲットとしている人がどういったところに出入りしているのかを考えればすぐに答えはです。

単純に金持ちと付き合いたいなら、次のような場所に出入りすることが考えられます。

スーパーカーのオーナーズクラブ

例えば、ポルシェであればポルシェの所有者だけが入れるポルシェクラブというオーナズクラブがあります。ポルシェクラブでは、メンバー同士でツーリングしたり、会食をしたりして親交を深めています。

ちょっとランクを落とすとレクサスでも、所有者によるゴルフ会などが行われています。

レクサスはちょっと微妙かもしれませんが、ポルシェクラスならメンバーはほぼ経営者や資産家等の金持ちです。

ポルシェでもボクスターやケイマンくらいなら無理すれば買えないことはないので、庶民でも入る余地はあります。

会員制のゴルフ場

ゴルフ会員権を買ってゴルフ場の月例会に行けば、一緒にラウンドするひとたちは経営者等の金持ちばかりです。

そういうところで人脈を作ることは定番ですね。会員権は名義書換料含めて50万円程度で買えるものもあります。

高額ビジネスセミナー(マルチや情報商材系はNG)

数十万するようなビジネスセミナーに行くような人たちはそれなりのポジションにある人たちです。また、数日間共同作業をすることで連帯感なども生まれ、深い仲になることもできます。

単発だとホリエモンの10万円の鮨会なども面白いのではないでしょうか。

ただし、楽して金を儲けることが主題のセミナーは、庶民から搾取するための商法なので気をつけましょう。

会員制の高級スポーツクラブ

普段自分が使っているサービス等の値段を少し上げるだけでも、周囲の人たちは一気に変わります。

例えばスポーツクラブに月1万円払える人は大勢いるので、そのようなスポーツクラブに行っても効果的な人脈作りはできません。ところが、これを月3万円のところに変えるだけでも一気に世界は変わります。

高級なパーソナルトレーニングに通ってみてもよいでしょう。パーソナルトレーナーの金持ち人脈は半端ではありません。

高級クラブ(夜のお店)

高級クラブで効果的に営業している人たちも多くいます。よく見かける客に声をかけて仲良くなってみましょう。

その他

私立小中学校、高級エステ、サーキット、プロスポーツ競技のプレミアムシート、競馬場、空港のラウンジ等、金持ちがいる場所はいくらでもあります。なるべく自分が得意・興味がある分野のところで、多少無理をしてでも参加してみるのが大事です。

また、異業種交流会に来る人たちと金持ちの人たちでは求めているものが違います。前者は仕事を与えてくれる人ですが、後者は一緒に遊んでくれる便利な人です。実は仕事がないときこそ、金持ちの人たちに価値を与えられる時期でもあるんです。