法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

不祥事を公表しないのは最低の悪手

いつぞやのペヤングさんに続きはごろもフーズのツナ缶にもゴキブリ混入です。

ツナ缶にゴキブリ はごろもフーズ公表せず(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース

食品を扱う以上ゴキブリの混入は避けられないので、そんなに騒ぐようなことではないですね。ペヤングのときもみんな騒ぎすぎです。

とはいえ、大手の企業がゴキブリ混入発覚後すぐに公表・回収措置をとらないのは経営判断的にまずいですね。

このネット時代に、不祥事を隠し通すことなんてもはや不可能です。必ずどこかから漏れます。そして、不祥事そのものに対する悪評よりも、不祥事を隠ぺいする体質に対する悪評の方がはるかに恐ろしいのです。

刑事裁判の量刑も、証拠隠滅をしていたりすると重くなります。逆に、素直に認めて反省してますとの姿勢には異様なくらい寛大なのが日本社会です。はごろもフーズも混入発覚次第、すぐさま事実を公表し、該当工場の出荷品全て回収等、過剰なくらいの対応をしておけば、信頼を失うどころかかえって評価を上げたことでしょう。

損して得をとれということですね。

でも、ゴキブリぐらい我々は必ず食べてますよ。茶バネの子供なんて鍋に入ってたらわかりません。