法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

昨今の弁護士の開業事情、宅弁?マン弁?

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弁護士業界には、開業の際や新人を雇ったときに挨拶状を送る風習があります。

最近の開業の挨拶状なんかを見ていると、普通の居住用マンションみたいなところに事務所をかまえる先生方が増えているような気がします。

たしかにオフィス専用の物件と居住用マンションとでは、同じような立地や広さでも坪単価に格段の差があります。同じような立地条件であれば、居住用マンションを選べばだいたい1.5~2倍くらいの広さの部屋を同じ家賃で借りれます。

そして、なんといっても最初に払う敷金・保証金の金額が違います。オフィス専用物件だと最初に1年分くらいの賃料を敷金・保証金として払わなければなりませんが、マンションであればせいぜい3か月分ですみます。これは開業資金が不足している場合はかなり助かるでしょうね。

最近のタワーマンションなんかは、共用の立派な会議室があったり、セキュリティもそれなりにしっかりしているので、下手なオフィス専用物件を選ぶよりは居住用マンションを選ぶのもありかもしれません。個人的にはマンションだとトイレが一か所しかないというのがネックになりそうですが、古いオフィスビルだとそんなとこも多いですよね(それでもマンションよりは家賃が高い)。

僕も将来あまり働く気力がでなくなったら、タワマンに個人オフィスでも作ろうかなと思い始めました。自宅ではやりたくないので、宅弁ならぬマン弁ですかね。