法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

今度は東北大で包丁騒ぎ、旧帝大が荒れている

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東北大学工学部の講義中に、講義を受けていた学生が突如刃物を持って教壇にあがるという事件が起きたようです。その場の教員や学生さんたちの臨機応変な対応もあってか、けが人は出ずにすんだとのこと。容疑者の学生は銃刀法違反の現行犯で逮捕。

<東北大>学生が包丁持ち教壇に 容疑で現行犯逮捕 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

先日の北大生のイスラム国事件に引き続き今度は東北大での刃物事件です。せっかく旧帝大に入れたんだからそんなに人生ハードモードに追い込むようなまねをしなくてもと思うのですが、なんだか旧帝大が荒れていますね。もちろん旧帝大だから報道されて目立つっていうのもあるのかもしれませんが。

この容疑者の学生は、「自分を刺してくれ」などと言っていたそうですが、メンタル的に病んでいたのかもしれません。

強制的にコミュニケーションをとらされる高校までとは違い、学生間のコミュニケーションについて大学は基本的に面倒を見てくれません。そのため、孤立化する人は本当に孤立してしまいます。逆にリア充はますますリア充になるので、孤立した人は孤独感を強く感じてしまうことになるのでしょう。昨今では、フェイスブックなどのSNSが孤立感を感じさせることを加速させています。僕が大学生だったころはまだフェイスブックなんてものはなかったので、周りの人のリア充状況など知らずにすみました。あんなものは投稿者がたまたまリア充だった一シーンだけをことさら誇張して載せているにすぎないのですが、それが理解できていない人には自分だけが孤独で回りはみんなリア充と強く思ってしまうのでしょうね。真偽のほどはわかりませんが、便所飯という現象まででるくらいですから学生さんたちのメンタル状況というのは結構深刻な状況にあるのではないでしょうか。

学生のメンタルヘルス対策というのは大学にとって重要な課題です。学生のメンタル面が不健康なのは、大学にとってもときには大きなリスクとなりますからね。また、大学の敷地内や周辺にはうさんくさい新興宗教団体なども普通にゴロゴロしてますから、こういう他人の心の隙につけこむ団体を学生に近づけないようにするのも大事だと思います。