法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

メトロ42視たよ。不倫男と正夫の仁義なき戦い

映画「メトロ42」を視ました。ロシア映画です。

モスクワ地下鉄で地下水漏れがおき、列車が脱線して地下道内からの脱出を図るというパニックものです。地下道を密閉して流水をとめないと、モスクワ市内が陥没してしまうため脱出にかけられる時間が限られているという設定なのでハラハラドキドキものです。

本作品の突出しているところは、登場人物です。地下道に残された生存者は、6人なのですが、そのうちの2人は妻に不倫されている夫とその不倫相手の男です。ついでに、夫の愛する娘もついてきます。ライバルものは燃えるといわれますが、まさかの不倫男との脱出共同作業です。一方で、生存メンバー間で別のカップルが成立しちゃうのも皮肉満載の人物関係です。

哀れな夫は、妻が不倫男と遊んでいて家に帰ってこないので、やむなく娘を学校に送ってくことになりました。諸事情で車がつかえなくなったので、地下鉄を使って娘を送っていくことに、これが悲劇の始まりでした。

この映画、不倫妻にいいところが何ひとつありません。本当に糞女という設定なので、視ててイライラしてしまうかもしれません。

最後になぜかすり寄ってくる不倫妻に対して、夫が不倫男にかましたと同様の痛恨の一撃をぶちかましたら神映画となったことでしょう。

ロシア映画はあまりなじみがありませんが、なかなか面白かったです。