法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

ブログのタイトルを決める上ではSUCCESsを意識するといい

とある編集者は、本の売上のほとんどはタイトルで決まるという。

たしかに印象に残る本というのはタイトルが秀逸なことが多い。多くの読者も店頭やアマゾンなどで本を買うときに中身までしっかりみることはできないし、そんなつもりもないはずだ。

これはブログのタイトルにもいえることだろう。ぶっちゃけ多くの読者は記事の中身なんてまともに読んでおらず、タイトルに釣られてリンクから飛んでくるものと思われる。

とすれば、ブログのPVを上げる上で重要な要素の一つはタイトルということになる。

タイトルを付ける際に参考になるのは、チップ・ハース氏、ダン・ハース氏が著書「Made to Stick」(邦訳「アイデアのちから」)で提唱したSUCCESsである。

彼らは人々の記憶に焼きつくアイデアに共通する6つの共通原則の頭文字をとってSUCCESsと名付けた。6つの共通原則は以下の通りだ。

  1. 単純明快である-Simple
  2. 意外性があるーUnexpected
  3. 具体的であるーConcrete
  4. 信頼性があるーCredentialed
  5. 感情に訴えるーEmotional
  6. 物語性があるーStory

これらの6つの要素をみたしたアイデアというのは記憶に残りやすい。例えば、単純明快のお手本は、聖書の「自分がしてもらいたいことを、他人にせよ」という言葉だと著書では紹介されている。極めてシンプルな言葉だが、多くの人がこれを意識して守ろうとしている。

「意外性がある」の代表例といえば勝間和代氏の大ベストセラー「お金は銀行に預けるな」である。通常お金を銀行に預けてない人はいないので、意外性が抜群である。

この6つの共通原則の詳細などはぜひ本書にあたって確かめてほしい。

もっとも、タイトル付けだけに集中しすぎて肝心の記事の中身が薄ければリピーターは獲得できないので、記事の中身を充実させることも重要だろう。