法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

静岡県警警官が覚せい剤を渡して、渡された男が起訴される→公訴取消

覚せい剤使用の罪で起訴された男性が、違法捜査が発覚し起訴取消しになったそうです。

警官が覚醒剤渡す? 「違法捜査」で公訴取り消し 静岡地検 - MSN産経ニュース

報道によると 警官が検挙実績を作るために、男性に覚せい剤を譲り渡した様子。問題の警官は、既に覚せい剤譲渡しで起訴されているようです。報道だけではいまいち具体的な状況がわかりませんね。

覚せい剤を貰う方も貰う方だから貰った男も有罪にしとけばいいのではないかと思われる人もいるでしょうが、今後も警察が玉砕覚悟で違法捜査を続けるといけないので、将来の違法捜査抑止のため公訴取消しなどがなされます。違法捜査しても有罪にできるなら、どうしても挙げたい奴がいれば違法なことだろうとやっちゃうかもしれませんからね。

このニュースの事例はちょっと特殊ですが、警官の違法捜査というのは割と日常的に行われている実感があります。刑事弁護なんかしてても、虚偽の事実を告げて自白をとろうとしたりしていることは依頼者からしょっちゅう聞きます。多分違法だという認識があまりないのだと思いますが。

警官の方は基本的にはお国のために真面目に働いてくれているので、捜査の違法性に関することも勉強してくれるといいのかなと思います。