資格などというものは、医者や弁護士、税理士などその業務を行う条件となっているような資格でない限りは、取ってもあまり意味がないというのが僕の基本的なスタンスです。
それでも資格試験が勉強のためのいいモチベーションとなるのは事実です。今回は、就職前に社会常識程度に抑えておきたい知識を勉強できる資格を紹介したいと思います。
今回紹介するのは、簿記、ファイナンシャルプランナー、ITパスポートです。
簿記
いわずと知れたメジャー資格。ビジネスをやる上では簿記3級程度の知識は知っておきたいです。簿記を勉強することで、ビジネスの金の流れも多少わかるようになると思います。
常々資格そのものに意味はないというホリエモンですら簿記の勉強は役に立つと言っているように、簿記の知識はビジネスマンに必須の知識です。
ファイナンシャルプランナー
最近はどうなのかよく知りませんが、学校では税金のことや年金などの社会保険のことはほとんど教えてくれません。資産運用や相続についてもしかりです。これらはほぼすべての人が直面する問題なので、最低限の知識は持っておきたいです。その辺の知識が手っ取り早く身に付くのがファイナンシャルプランナー技能検定です。
ITパスポート
ITパスポートはIT関係の資格の中では入門中の入門的な試験です。ITの知識だけでなくビジネス用語のような知識も身に付きます。むしろそのような要素の方が多いです。専門的なプログラミングの知識はほとんど問われません。
仕事をするうえでITの素養は必須です。システムの開発工程やネットワークの仕組み、情報セキュリティなどの最低限の知識は、この試験の勉強でおさえておきたいです。
これら3つの資格は持っていたところで就職で評価されることはほとんどないですが、その勉強自体は就職前にしておくと有用です。時間があったら是非挑戦してください。