男女の法律問題
ついにテレビでまで紹介された女性専用車両問題。僕としては女性専用車両に対する問題提起は大いに結構だと思うので、反対派にはどんどん活動していただきたい。もっとも、彼らの動画を視ていて「うーん、、、」と首をかしげざるを得ない部分があることも否…
久々に女性専用車両が盛り上がってますね。 女性専用車両反対派に対する「カウンター」とやらまでゾロゾロ出てきて、過去最大級の盛り上がりを見せております。そして、これまたいい素材になりそうな女性陣からの「降りろ」コールなども発生しているようです…
生理前にイライラする女性は一定割合でいます。 これはPMS(月経前症候群)というれっきとした症状です。いまいち原因はわかっていないようですが、生理前2週間前くらいから発症し、生理開始とともに症状が治まります。症状の代表格がイライラです。 い…
元・光GENJIの大沢樹生氏がおこした、長男との間の親子関係不存在確認訴訟が話題となっている。 大沢氏は1996年、女優の喜多嶋舞氏といわゆるできちゃった結婚をし、翌1997年、長男が出生した。その後、2005年に2人は離婚、2008年、大沢氏…
日本国憲法14条は性別による差別を禁止している。 日本国憲法14条 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。 禁止されているのは差別であって、合理的な…
配偶者が不貞(不倫)をすると、不倫をされた配偶者は不倫をした配偶者及び不倫相手に慰謝料を請求することができます。 この不倫による慰謝料請求というものは割と一般人にも身近な法律問題の一つで、法律相談でもよくある典型例の一つです。 相談者が「夫…
平成に入り女性専用車両が導入されてもう10年以上経つ。僕は、女性専用車両は男女差別を禁止する憲法14条に違反する疑いが強く、女性専用車両が導入された初期には「こんなものは10年もせずに消えてなくなる」と思っていた。現に女性専用車両が導入さ…
第3回「住宅ローンは自分名義で組むな、組んだら家から絶対出るな」 目次 1.住宅ローン付住宅は離婚紛争長期化の要因 2.不公平な日本の財産分与制度 3.ローン付住宅から出たら地獄 1.住宅ローン付住宅は離婚紛争長期化の要因 住宅ローンの付いた住…
第2回「婚姻費用は真面目なサラリーマンほど損をする」 目次 1.婚姻費用はサラリーマン・公務員からが最も取りやすい 2.真面目な人ほど怖い給与の差押え 1.婚姻費用はサラリーマン・公務員からが最も取りやすい 婚姻費用を算定するには夫婦それぞれの…
結婚とは契約である。 普段、難解な契約を取り交わしているビジネスマンですらこの基本を全く意識していません。結婚とは経済的な面からみても、住宅ローンという金銭消費貸借契約を締結することよりもはるかにリスクの高い契約です。しかし、普段住宅ローン…
クラブのママのいわゆる「枕営業」について、東京地裁が「売春と同様、商売として性交渉をしたに過ぎず、結婚生活の平和を害さない」と判断し、妻のクラブママに対する賠償請求を退ける判決があったことが話題になっている。 銀座のクラブママが夫に「枕営業…
高橋ジョージさんと三船美佳さんの離婚騒動で、モラルハラスメントに注目が集まっています。最近なんでもハラスメントとつければいいような傾向があるような気がしますが、モラハラについてはDVほどどっちが加害者かわかりやすいものでもないし、実は根深…
弁護士資格というものが離婚に関する法知識の担保にならないことは以前ご説明しました。 弁護士をつけずに離婚調停に挑むならこの一冊は読んでおこう - 法廷日記 各弁護士会が設置する法律相談センターや法テラスなどには離婚に特化したような相談枠があるこ…
あまり一般的には知られていませんが、司法試験では離婚に関する知識はほとんど問われません。そのため、かなり上位で合格する受験生でも、離婚のところはほとんど勉強しません。そんなところを勉強するのはあまりに非効率だからです。単に司法試験に受かっ…
メロドラマや恋愛小説でしばしば出てくる不倫関係。現実にもよくあることで、特に既婚男性×未婚女性の不倫パターンが圧倒的に多いでしょう。 では、そもそもなぜ未婚女性は既婚男性と不倫してしまうのでしょうか。思うに、未婚女性にとっては、不倫をすれば…
今日、深キョンが出ていたドラマを途中まで視ていて思ったのですが、家計状況と不釣り合いなお坊ちゃん・お嬢様学校に子供を入れたり、金のかかる課外活動をやらせちゃうのは、子供が気の毒ですね。 少子化のせいで子供の教育に入れ込みやすいのか、中流家庭…
夫婦の愛の証といえば結婚指輪。最初の数年くらいはきちんと左手の薬指に付けるアレのことです。今回はその結婚指輪にまつわる裁判例を集めてみました。 事例1-配偶者に結婚指輪代金の返還を求めた事例 夫の留学中に妻が不倫相手の子供を妊娠したため、夫…
海外で結婚式を挙げるというのが割と一般的になってきている。「ゼクシィ海外ウエディング調査2014」によると、海外挙式をした人のうち63.7%がハワイを選択しており、ハワイの絶大な人気が伺える。 とまあ、楽しそうな海外挙式であるが、ときにはこれに…
夫婦仲が悪くなってきて、いよいよ片方が離婚を決意した場合、ときには離婚届に勝手に2人分の署名をして提出されてしまうことがあります。 勝手に署名をされた離婚届が役所に提出されても、当該離婚届は無効となりますが、戸籍を元に戻すには離婚無効の調停…
橋本聖子日本スケート連盟会長による男性スケート選手へのセクハラ問題が話題となっている。 会長という上の立場にいる人間が、公然の場で組織下の選手に対してキスをすること自体そもそも問題であり、セクハラと言われてもやむをえないだろう。被害者とされ…
アメリカで4人の女性と同時に結婚したとして、49歳の男性が逮捕されたとのニュースが入ってきた。 四重婚バレた米の49歳を逮捕 - 国際ニュース : nikkansports.com 彼の被疑事実は重婚罪と呼ばれる犯罪である。 この重婚罪だが、実は日本の刑法にも定めら…
仕事柄結婚だ離婚だという話を聞かされることが多い。結婚にまつわる儀礼行為の一つとして、相手方両親への挨拶というものがある。法的には特に意味のない行為ではあるが、婚約の成立を立証するための間接事実の一つにはなる。 昔は「娘さんをください。」と…
妻とは長いこと別居しているが、なかなか離婚には応じてもらえず婚費だけは搾り取られる。こんなことなら思い切って離婚届を勝手に出してしまおうと思ってしまう夫もときどきいると思われます。 気持ちはとってもわかりますが、早まってはいけません。離婚届…
最近、男性から妻によるDVについての相談事例が増えてきたように思う。DVといえば、イメージ的には男性が女性にするものだと思われがちだ。各種の解説本でも最初から加害者が夫、被害者が妻と決めつけたような書きぶりになっているものが多い。 しかし、…
家族法関連で注目すべき最高裁判決が出ました。 血縁より法律上の親子関係を優先する判決 NHKニュース 事案の概要は以下の通り V男とA女が結婚(H11) A女がM男と不倫(H20) A女が妊娠、M男の子であるおそれがあるためV男には内緒でK娘出産(…
3組に1組が離婚するといわれる現代においては、離婚後のライフプランを考えておくことも重要です。そのため、年金分割制度についての関心も高まってきています。 年金分割制度とは、婚姻期間中の年金記録を当事者間で分割し年金額に反映させる制度です。将…
2016.4.8改訂 説明するまでもないと思うが、DVとはドメスティック・バイオレンスの略で直訳すると家庭内暴力である。最近では、デートDVなどと称して恋人間のものも含まれるようだ。 DVは程度がひどければ、「その他婚姻を継続し難い重大な事…
恋人の浮気を疑ってメールを覗き見することは世間では頻繁にあるらしい。離婚裁判においても、不貞行為の立証にメールが使われることは多い。 しかし、他人のメールを覗き見することはそもそもプライバシーの侵害であるし、場合によっては不正アクセス禁止法…
契約をする際に解除原因を確認しておくことはビジネスにおいては常識だ。 結婚も婚姻契約という一つの契約である。とすれば、結婚をする際に解除原因たる法律上の離婚原因を確認しておくのは常識のはずである。 しかし、離婚とは一般的に最悪のケースであり…
3~5年付き合ってそろそろ結婚かというカップルにおいて、彼女がゼクシィを読んでるとこを彼氏に見せつけ結婚を意識させたり、彼氏がそれに気づかないふりをするといったことはよく聞く話です。 子供もいらないし世間体も気にしないという男にとって、結婚…