法廷日記

浦部孝法の日記です。時事問題、法律問題に関して適当に書いています。

プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト (感想)

ここ最近ブログをちょくちょく書いています。僕がブログを書いていたのは2014年がピークで年々書かなくなって去年はほぼ書いていませんでした。PVもだいぶ減って今はだいたい500PV/日くらいです。

意外にみなさんブログを続けているようで、当時購読していたブログも結構続いているようです。でも、更新頻度は明らかにどのブログも減っていました。昔のようにほぼ毎日更新している人って今でもいるんですかね?

当時購読してたはてなブロガーですごい活躍している人もいるみたいです。その筆頭が「鈴木です」でおなじみの鈴木こあらさん。以前は僕のブログにもちょくちょくブコメをくれていました。現在、北海道ブロガーになられて、ブログやアフィリエイトの本を出されているようです。

そのうちのデビュー作の「プラス月5万円で暮らしを楽にする超かんたんアフィリエイト」を読ましていただきました。

ちなみにこのブログの収益は月5万円には到底及ばず、ピークのときでもせいぜい月数万円で、今は月にゲームが1本買えるかどうかといったところです。

本の内容は、最初はアフィリエイター7人のインタビューから始まります。著名はてなブロガーのcardmicsさんのインタビューもあります。cardmicsさんの初月のアフィリエイト報酬は36万円とのことです。すごいですよね。

私がアフィリエイトをはじめた10年前の昔話でも書いてみる。サイト運営をはじめた月のアフィリエイト報酬は36万円でした。 - クレジットカードの読みもの

アフィリエイトの話については、タイトル通り初心者向きだと思います。アフィリエイトを始めるための一通りのことが網羅されています。数千円くらい稼いだことがある人なら知っていることも多いかもしれませんが、あらためて気づかされることも多く載ってます。

文字の目立たせ方とかアクセスアップの小技等勉強になることもいろいろ記載されています。1回読んで満足というより、日を改めて何回か読むべき本ですね。

タイトルにあるとおりアフィリエイトを始めるのは超かんたん、5万円を稼ぐのはそこまで簡単ではありません。けど、稼げそうな雰囲気を売るいんちきアフィリエイト情報ではなく、まっとうに5万円を稼ぐための手段が書かれていると思います。

初心者にはお勧め、既に2~3万円程度稼いでいる人にも読む価値ありだと思います。

女性専用車両反対派の動画を視て思うこと

ついにテレビでまで紹介された女性専用車両問題。僕としては女性専用車両に対する問題提起は大いに結構だと思うので、反対派にはどんどん活動していただきたい。もっとも、彼らの動画を視ていて「うーん、、、」と首をかしげざるを得ない部分があることも否めない。

理屈の正しさに対して、いまいち反対派が世間の支持を受けきれていないのもよくわかる。

ここでは、反対派の動画を視た個人的な感想を述べてみたいと思う。おおまかな感想としては以下のとおりだ。

  1. 主張の理屈は基本的に正しい
  2. 無駄に攻撃的になるな
  3. 非常停止ボタンを押すな
  4. 相手の理解度にあわせて話そう

1.主張の理屈は基本的に正しい

人にもよる部分はあるが、基本的に反対派はしっかり理論武装しており、主張の理屈は法的な見解も含めて正しいといえる。彼らを無理やり電車から降ろそうとしている女性や駅員の主張の方が無理があるものが多い。

特にドクター差別氏は法的な面への理論武装をしっかりしていると思われる。

2.無駄に攻撃的になるな

反対派の上げてる動画は総じて攻撃的である。無理やり電車から降ろそうとする女性や駅員に対して声を荒げてしまうのはある程度やむをえないと思うが、既に戦意を喪失している女性にまでしつこく主張をぶつけるシーンも多々見受けられる。中には、相手を追いかけまわして撮影するものもあり、肖像権に対する配慮が不十分なまま動画を上げているものも多い。

このような態様の活動は、動画を視る者や周囲の者を不愉快な気分にさせる側面があることは否めず、理解を得にくい元凶となっている。

この点は改善を期待したい。

3.非常停止ボタンを押すな

電車が停まってしまうパターンの動画では反対派が非常停止ボタンを押しているものがある。

このような行為は、彼らの主張のうち「電車を停めているのは鉄道会社」というものの根拠を失わせるので適当でない。

女性側が挑発してきたり、事情をよく知らない電話越しの警察官が押してよいと言ったことを言質にしても、非常停止ボタンを押すのは望ましくない。自分たちの主張の正当性を維持したいのであれば、非常停止ボタンはあくまで女性側に押させるべきである。

4.相手の理解度にあわせて話そう

反対派の会話はパターン化されているのであろうが、相手の理解度を考慮せずにお決まりの文句を連発しているだけなので相手に意図が伝わっていないと思われるケースが多い。相手からすると「何を言っているんだこいつは?」となってしまっており、会話が全くかみ合っていない。主張の正当性におぼれてしまっているのである。

啓蒙活動をしたいのであれば、自分の理解の範疇のなかだけでしゃべらず、相手の理解度に応じた説明能力が必要である。相手が話の通じないおかしな人の場合は、相手にしないという勇気ももつべきであろう。

女性専用車両問題は鉄道会社が「男は乗れない」と明言すれば解決する。

久々に女性専用車両が盛り上がってますね。

女性専用車両反対派に対する「カウンター」とやらまでゾロゾロ出てきて、過去最大級の盛り上がりを見せております。そして、これまたいい素材になりそうな女性陣からの「降りろ」コールなども発生しているようです。電車もちょいちょい停まる事態にまで発展しています。

鉄道会社も頭を悩ませているであろう女性専用車両反対活動ですが、簡単に終息させる方法が一つあります。

それは、鉄道会社が女性専用車両には「男は乗れない」と明言し、男の排除を徹底することです。障害者や子どもはOKというあいまいなルールもなくしましょう。揉める原因です。シンプルに男は全員ダメとするのが重要です。

現状、女性専用車両反対派が女性専用車両に乗り込んでいるのは、鉄道会社が「男性も乗れる」と説明しているのが原因です。ここが、女性専用車両と女性トイレ・女子更衣室の大きな違いです。

女子トイレや女子更衣室は施設側が「男は入室禁止」と明言してますし、社会通念上も男の入室は掃除などの正当な理由がない限り禁止されています。そのため、入室した男には建造物侵入等の犯罪が成立し、強制力をもって男の侵入を防ぐことができます。

一方、女性専用車両については、施設管理者である鉄道会社が「(健常者を含むすべての)男も乗れる」と説明しているものですから、男の乗車を防ぐ手立てがありません。「鉄道会社が乗れると言っているんだから乗っている」という女性専用車両反対派の理屈は極めて明快かつ論理的で崩せません。乗れる車両に乗る行為に業務妨害や不法侵入等の罪が成立することはありません。むしろ乗れる車両に乗っている人に文句をつけて電車を停めている女性陣の方が業務妨害の加害者です。

しかし、現実には理屈どおりにことは動いておらず、一般乗客は「女性専用」という表示のイメージから女性専用車両には男は乗れないと思い込んでしまっています。そのため、女性陣から「降りろコール」などが上がる等のトラブルが発生し、電車が停まってしまいます。女性陣は悪意なく加害者になってしまっているのです。

この問題は、鉄道会社が「男は乗れない」と明言するだけで解決します。施設管理者である鉄道会社が「男は乗れない」と明言した以上、女性専用車両反対派が乗車する理屈は崩れおちます。実際、反対派の人たちは「鉄道会社が乗れないというなら乗らない」と明言しています。それでも万が一彼らが強行して乗り込もうとしてきたら、威力業務妨害等の被疑事実で現行犯逮捕するなどして実力を持って排除することが可能です。

現場でのトラブルは格段に減少することでしょう。

では男性乗車を徹底拒否した場合、女性専用車両反対派の活動はどうなるでしょうか。この場合、彼らの活動は法廷闘争へと移行します。現状、女性専用車両は誰でも乗れるいわば優先座席の一種ですので、いくら男女差別を訴えてもなかなか裁判では勝てません。

しかし、女性専用車両が名実ともに女性専用となれば、違憲・違法な性差別であるとして、女性専用車両反対派が勝訴する可能性がでてきます。そのため、彼らの活動は乗車運動から法廷闘争に移行すると考えられます。

彼らの活動が法廷闘争に移行すれば、少なくとも現場でのトラブルはほぼなくなります。鉄道会社は早期に女性専用車両に男性が乗れないように改善して、現場のトラブルを減らし、乗客の利用に支障が生じないようにすべきです。